実績
ここに社名と数値がない理由
このページには、クライアントの社名も、ロゴも、成果を示す数値もありません。
クライアントのデータは事業の資産であり、私たちの広告素材ではない——それがhacalの考え方だからです。
代わりに、業種・課題・取り組み・成果の方向性までを記します。いずれも、国内有数の規模で運営されるサービスでの取り組みです。
※具体的な数値・社名・固有名詞は、NDA(秘密保持契約)および既存クライアントの利益保護の観点から、すべて非公開としています。
01
大手日用品メーカー:購買データによるブランド横断の顧客分析とCRM戦略
- 課題
- ブランド単位のマーケティングが中心で、生活者が複数のブランドをどう組み合わせて使っているかという顧客起点の構造が見えていなかった。
- 取り組み
- 購買データを用いてブランド横断の顧客分析を実施。売上構造と使い分けの実態を解明し、優良顧客育成の戦略方向を提言した。あわせてレポート作成方法のドキュメント化やデータ分析人材の要件定義まで行い、クライアントの内製化を支援した。
- 成果の方向性
- ブランドをまたぐ購買の実態が定量化され、クロスセルなど施策の優先順位に根拠がついた。支援は分析の納品で終わらず、内製化まで。
考え方との接続
生活者は「ブランド別」には暮らしていない。生活者の側からデータを見直す。
02
大手ECモール:ポイント経済圏の顧客セグメント分析と定着施策の提案
- 課題
- 経済圏の会員資産を活かしきれておらず、どのセグメントに何を訴求すれば購買の定着につながるのかが見えていなかった。
- 取り組み
- オーディエンスデータと購買データを連結して顧客をセグメント分解。定着の鍵となる顧客群と行動(生活必需品の継続購入など)をコホート分析で特定し、セグメント別の訴求設計からクーポン・LP施策まで提案した。試験施策は比較群との差分で検証し、改善の方向性につなげた。
- 成果の方向性
- 定着に効くセグメントと商品群が特定され、次の打ち手を根拠を持って選べる状態になった。
考え方との接続
セグメントを切るだけでは施策にならない。定着を分ける生活者の文脈まで読み解いて、初めて訴求が決まる。
03
ラグジュアリーリユース:CRM効果検証の仕組み化とMA導入・トリガー配信設計
- 課題
- CRM施策が増える一方で「施策が効いたのか、外部要因か」を判別できず、配信のパーソナライズも仕組みとして整っていなかった。
- 取り組み
- 施策をID管理するマスターを整備し、配信群と非接触群の比較で外部要因を切り分ける効果検証の枠組みを構築。集計手順のマニュアル化で、検証がクライアント内で回る状態まで落とし込んだ。並行して行動データの設計とMAツール導入、行動トリガー配信のシナリオ設計・横展開まで支援した。
- 成果の方向性
- 施策を差分効果で取捨選択できる運用が根づき、検証が内製で回る状態に。パーソナライズ配信を磨き込む体制が立ち上がった。
考え方との接続
生活者の行動に合わせて語りかける。トリガー配信は、デジタルの接客として設計する。
04
金融サービス:顧客ライフサイクルの分析とCRM戦略の再設計
- 課題
- 大規模な会員基盤を持ちながら、施策が単発のキャンペーンに依存し、顧客のライフサイクルに沿ったコミュニケーションの全体設計がなかった。
- 取り組み
- 利用データから顧客を新規・アクティブ・離反予備・休眠といったライフサイクルでセグメントし、各層の行動特性に基づいてCRMシナリオと配信コミュニケーションを再設計。KPIツリーと連動したモニタリング体制まで整備し、施策の優先順位を顧客データで判断できる運用に落とし込んだ。
- 成果の方向性
- 場当たり的な配信から、顧客の状態に応じた体系的なCRM運用へ。どの層に、いつ、何を届けるかを、データで決められる状態になった。
考え方との接続
キャンペーンは点、顧客との関係は線。状態の変化に寄り添って、コミュニケーションを設計する。
05
求人サービス:事業KPIの指標階層の設計
- 課題
- 事業の目標数値と現場の運用指標がつながっておらず、どの指標を動かせば事業成果に効くのかが部門間で共有されていなかった。
- 取り組み
- 事業KGIから現場のアクション指標までを階層化したKPIツリーを設計。各指標の定義・算出ロジック・責任範囲を整理し、モニタリングと意思決定にそのまま使える指標体系として整備した。
- 成果の方向性
- 部門をまたいで同じ指標で議論できるようになり、施策の優先順位づけと振り返りの精度が上がった。
考え方との接続
数字は、部門や立場を超えて通じる共通言語になる。
06
大手日用品メーカー:オウンドメディアのリテンション分析とキャンペーン効果検証
- 課題
- オウンドメディアの利用者数が伸び悩み、会員の定着構造とキャンペーンの実際の貢献が分からないまま、施策が打たれていた。
- 取り組み
- 利用者数を「各月の新規獲得 × 継続」の積み上げ構造に分解し、リテンション分析とシミュレーションで改善の道筋を提示。年間キャンペーンは応募行動の独自指標を設計した上で、属性 × 行動 × 心理の3軸で検証し、優先度付きの課題提言にまとめた。
- 成果の方向性
- 短期の数字に一喜一憂しない、積み上げ型のKPI運用へ転換。月次レポートから課題分析・効果検証へと、支援範囲が広がる長期の伴走になった。
考え方との接続
「効いたかどうか」で止めず、効いた理由まで確かめるから、次の一手に自信が持てる。
07
ラグジュアリーリユース:リピート行動の分析とリピートKPIの設計
- 課題
- 新規顧客の獲得は進む一方、2回目以降の利用につながる構造が見えず、フォロー施策の打ち手とタイミングが定まっていなかった。
- 取り組み
- 新規顧客を1年間追跡するコホート分析でリピート転換の構造を可視化。再利用が集中する期間や曜日のパターンを特定してフォロー施策のタイミング標準に翻訳し、週次のリピートKPIを新たに定義して、定例会議の定点指標として定着させた。
- 成果の方向性
- 「いつ・誰に・何をすべきか」がデータで定まり、フォロー施策のタイミング標準とKPIの定点運用が確立した。
考え方との接続
フォローすべきタイミングは、顧客の行動データの中にある。感覚ではなく、データで接点を設計する。